急性胃腸炎で8キロ痩せたけどリバウンドで10キロ太りました
水でも空気でも太るお年頃の話しです。小学生の頃はスレンダーで活発だった私はそれなりにモテていたと思います。しかし、中学生になってからはムチムチしはじめ、段々不細工に…。
昔から色白は七難隠すと言いますが、スリムな体型も七難隠すくらいに力があるなと思いました。
そんな太りまくった高校受験を控えた中学3年生の冬頃に、原因不明の体調不良に見舞われてんです。吐き気と下痢が続き、高熱もありました。
近所の個人クリニックに行くと、点滴と何かの抗生剤が出され「すぐに楽になるから」という先生からの話しでした。しかし、帰宅してからも一向に状態が良くならず、ついに便が緑色の液体になる始末。
寝ている時にも襲ってくる水の便意のせいで、トイレの横に布団を敷いて寝たきり状態になりました。
そのような生活が一週間を経過し、3キロも体重が落ちました。
そこでやっと、大きな総合病院に行く事を決意。ただ、症状はひどくなっており、階段が利用出来ず車椅子で移動するくらいになっていました。検査の結果「急性胃腸炎がだいぶ悪化してしまった状態」で緊急入院することに。
実は辛かったのですが、やってきたカロリーコントロールダイエットや、その当時流行っていたグレープフルーツダイエットでは、全く結果が出なかったので3キロ落ちたことに内心喜んでいました^^;
入院イコール病気が完治イコール、身体が正常になって痩せない?とこんな状態でも、まだ痩せたい!と思っていました。
入院生活中はずっと点滴なので、順調に体重が減り、2週間でマイナス5キロ!入院前と合わせて8キロ痩せ!、本当に嬉しかったです。(人って点滴だけで生きられるのだなと驚きました(笑))
私の入院病棟は小児科だったので、子ども達の相手をして食欲は紛らわすことが出来ました。この状態でも尚、体重を減らそうと思い、子ども達を連れて院内散歩や屋上まで昇り降り(点滴を持って歩いているのでエレベーターですが…)。
今考えると、ダイエットに対する執念が半端なかったですね。そのくらい、自分がデブっていることがコンプレックスだったんです。
そして3週間後、通常食に戻る時に、どのようにしたらリバウンドしないか計画を立てました。なるべくこれを機会に、小さくなった胃袋を大きくしないように、病院食が始まっても半分くらいの量から始めようと思いました。
段々と料理が柔らかいものから固形になり量も増えましたが、流石カロリーコントロールされ、規則正しい時間に食べる病院食ですね。体重は増えませんでした。病院食って、本当に良く考えられると思います。
そして、自宅に戻り一週間は、病院で過ごた雰囲気で過ごせましたが、その後に大食欲期がやってきました。
トータルでマイナス8キロのスレンダーボディを手に入れたのに、あっという間に10キロのリバウンドです…。
この時、急激過ぎるリバウンドで肉割れを起こしました…もう散々です。強制的なダイエットは、本当に怖いと思いました。
もう、変な頑張りはやめよう…と代償は大きな教訓になりました。でも、せっかくあれだけ痩せたのに、勿体なかったなぁ…。無理せずに、継続的に1日1食置き換えるようなダイエットをして、体型を維持したかったですね。